沖縄の各地域で、年中行事や祭りのなかで
受け継がれてきた「民俗芸能」。
その土地に暮らす人びとが、
祈り、祝うなかで育んできた、
地域そのものの芸能です。
踊る人、奏でる人、道具を整える人、
次の世代へ教える人——
多くの人の手が関わり、世代から世代へと
手渡されてきました。
地域芸能を受け継ぐことは、
人と人とのつながりを
未来へつないでいくことにほかなりません。
かつて島々の芸能は、首里城へと集められ、
王の御前で披露されることもありました。
そして今年、首里城正殿が
ふたたびその姿をあらわします。
よみがえる首里城とともに、
島々に受け継がれてきた芸能の価値を、
あらためて見つめる年に。
芸能を知ることから、地域を知る。
地域を知ることから、その未来を一緒に考える。
「しまじまの芸能祭」が、
そのつながりの入り口になれたら。